
2月6日(金)放送の朝ドラ『ばけばけ』第18週89話「マツエ、スバラシ。」では、久しぶりに金縛りにあったおトキちゃんが、ヘブン先生と一緒に母上のおフミさんに怪談を聞かせてもらっていましたね
おフミさんが語った怪談は『松江城の人柱伝説』でした
『松江城の人柱伝説』は、国宝天守の城にまつわる悲しいお話です
今からおよそ400年前、慶長16(1611)年に、堀尾吉晴により築城された『松江城』
天守は400年以上その姿を保ち、現存する12天守の一つでもあり、平成27年には“国宝”にも指定されました
しかし松江城は築城の折、なども何度も積み上げた石垣が崩れてしまうという不思議なことが起こったという
そこで、なんと工事の成功を祈願して人柱を立てることになったのです
城が崩れぬよう、生きた人を犠牲にして埋める……
もちろん、誰も進んで犠牲になりたいものなどおりません
そこで選ばれたのはー
折しも盆踊りの季節、城下では盆踊りが行われていた
そこで
「盆踊りで一番踊りがうまく、美しい娘を連れてきて人柱にしよう」
となり、一際美しく踊りの上手い若い娘が攫われ、行きたまま人柱にされてしまったのです……
その後、松江城は崩れることなく完成しました
しかし城が完成した頃から、女のすすり泣く声が聞こえる、城の近くで盆踊りをすると怪異が起きるという噂が立ちます
娘たちが盆踊りを踊ると、お城全体が揺れ動く
城下にわざわいがある
とされ、松江城城下では盆踊りをしてはならないと盆踊り禁止令が出されたのです
『ばけばけ』でおフミさんが呟いた「なんと残酷な、松江の町」という言葉がなんとも切なく悲しく響きましたね
松江城の人柱伝説は、あくまで松江城に伝わる民間伝承だそうです
とはいえ今でも松江市の一部では一切盆踊りを行わないらしいです
まぁ、城の完成前に堀尾吉晴の子・忠氏が死去、吉晴も城の完成後間もなく死去
残された三代目忠晴も33歳で跡継ぎもなく死去
次に城主となった京極忠高もわずか3年で逝去しこちらも一代で御家断絶
……と、松江藩の藩主が2代続けて改易になったのも娘の祟りなのではないかと言われていますのでね
松江城には他にも『ギリギリ井戸』など怪談話が残っているので、『ばけばけ』怪談巡りなども面白そうですね
ヘブン先生のモデル、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)も著書『神々の國の首都』の中で、人柱伝説や松江に関する怪談や説話を紹介しています
以前、島根県へ旅行に行った際、もちろん松江城は訪れたのですが、時間が足りなくて巡りきれなかったんですよね
八雲とセツのゆかりの地や、松江ゴーストツアーなども楽しそうですね♪
一応英語勉強ブログですので、「人柱」は英語で
- Human sacrifice
と言います
「sacrifice」は、「(神に)ささげものをする、犠牲にする」と言う意味なので、「犠牲にされた人」という意味ですね

