明治時代の西洋料理はいくら?朝ドラ「ばけばけ」山橋薬舗のモデルとは?

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今日、1月15(木)放送の朝ドラ『ばけばけ』第15週74話「マツノケ、ヤリカタ。」では、英語セリフが

  • Oh my god !
  • Really?

だけでしたね

そんなわけで今回は英語の勉強ではなく、“明治時代の西洋料理は一体いくらくらいだったのか?”、そして“山橋薬舗”さんのモデルとなったお店について考察してみました

明治時代の西洋料理とは?

朝ドラ『ばけばけ』でおトキちゃんがヘブン先生が西洋料理を味わっている場面に出くわしましたね

明治時代の日本にとって西洋料理はまさに「文明開化の味」

『ばけばけ』では、以前、県知事の御令嬢おリヨさんがヘブン先生を自宅に招いたときに西洋料理を振る舞っておりましたが、本格的な西洋料理が登場したのはそれ以来

明治の日本は、まだ開国したばかりで、外国人居留地や文明開化の影響を受け、都市部を中心に西洋料理店が誕生するものの、西洋料理はまだまだ日常的なものではなく特別な存在

牛鍋やカツレツといった和洋折衷の料理なども広まっていく一方で、本格的なフランス料理やビフテキなんかは、官僚・軍人・富裕層向けの高級料理でした

山橋薬舗さんではまさにビフテキ!が提供されておりましたが

一体どこで学んだんだ?

明治時代の西洋料理の値段はいくら位?当時の価格と現在の価値を比較

明治時代の西洋料理は、正直かなり高級!でした

  • ビフテキ:50銭〜1円
  • オムレツ:20〜30銭
  • 洋食のコース料理:1円以上

参考までに明治時代の小学校教諭の初任給(東京)は“月給5円”

ちなみに1円は100銭です

当時の庶民の日当は20〜30銭ほど

つまり、ビフテキ1皿=1日〜数日分の給料が飛んでいく計算

ヘブン先生とおトキちゃん、普通に食べてたけど、なかなか高級ですね

明治時代、庶民は西洋料理を食べられた?

では明治時代、庶民は全く西洋料理を食べられなかったのか!?

というとそういうわけでもなく、牛鍋やカツレツなど、日本人の口に合う形でアレンジされたいわゆる和洋折衷の料理が広まっていったのです

マンガ『るろうに剣心』などでも牛鍋屋さんがよく登場していますもんね

あと、明治時代の食べ物が登場する作品といえば、畠中恵さんの小説『アイスクリン強し』も楽しくておすすめです

明治時代の文明開化期を舞台に、元旗本の若者たちがスイーツを通じて事件に巻き込まれるコメディ時代小説です

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まぁ本格的な洋食店に足を運べるのは、成功した商人や医師、薬舗の主人など、一定の経済力を持つ人々だけでしたが

朝ドラ「ばけばけ」山橋薬舗のモデルは実在する?

朝ドラ「ばけばけ」に登場する「山橋薬舗」のモデルは、島根県松江市に実在する老舗薬局「橘泉堂 山口卯兵衛商店(現・山口薬局)」と言われています

「橘泉堂 山口卯兵衛商店」は江戸時代の安永元年(1772年)に薬種・薬品を扱う商家として創業した老舗薬舗

明治期にはビールや葡萄酒など舶来品も扱う「薬品商」として繁盛し、松江で唯一ビールを販売しており、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)がビールを買い求めた場所と伝えられています

「橘泉堂 山口卯兵衛商店(山口薬局)」は、現在も松江大橋北詰で営業を続けております

ぜひ島根に行った際は訪れたいですね

ちなみに「橘泉堂 山口卯兵衛商店(山口薬局)」の向かいに『魚才』という1階は和食、2階は洋食屋という料理屋さんがあり、ヘブン先生のモデル・小泉八雲がこっそりステーキを食べに行ったという逸話があるそうです

『魚才』のご主人と薬局のご主人は仲が良くレシピが薬局に残っていたというエピソードもあるそうで、そこから『ばけばけ』では山橋さんが料理人でもあるという設定になったそうです

ちなみに明治時代の薬舗というのは

  • 漢方と西洋医学の両方を扱う
  • 舶来品や新しい知識が集まる
  • 地域の“もの知り”が集う場所

でもあり、かなり先進的な存在です

なのでまぁ山橋薬舗の山橋さんが西洋料理や洋風文化に理解があるのは自然といえば自然なんですね

そうそう、松江にはヘブン先生のモデル小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)に由来する「ビアへるん」という地ビールがあります

小泉八雲がへるん先生と呼ばれていたこととビールが好きだったことにちなんで名付けられたそう

あと怪談3缶セットというのもあります(^^)

明治時代創業〜長い歴史をもつ西洋料理・洋食店

明治時代に誕生し、現在も営業を続けている西洋料理店が実在します

  • 上野精養軒(東京・上野):明治5年創業。日本を代表する老舗洋食店。夏目漱石や森鴎外などの文学作品にも登場した名店
  • 煉瓦亭(東京・銀座):明治28年創業。元祖ポークカツレツの店
  • 自由軒(大阪):明治43年創業。大阪初の西洋料理店
  • 五島軒(北海道・函館):明治12年(1879年)創業の老舗レストラン
  • イタリア軒(新潟県・新潟市):明治14年(1881年)創業。日本で初めてミートソースを提供したレストラン。現在はホテル

首都圏だけでなく地方にも明治に創業し、現在も営業が続いているお店があります

歴史好き、グルメ好きな方はぜひ訪れてみてはいかがでしょう

古くから続く歴史ある洋食のお店としてよく紹介される「たいめいけん(東京・日本橋)」さんは、戦前(大正〜昭和初期)創業の老舗洋食店です

明治創業ではありませんが「100年以上の歴史ある洋食屋」さんとして有名ですね

まとめ|明治時代の西洋料理と「ばけばけ」山橋薬舗で楽しむ時代考察

明治時代の西洋料理は、庶民にとって憧れのごちそうであり、新しい時代の象徴

値段や文化背景を知ったうえでまたドラマを見返すと、何気ない食事シーンや会話にも、また新しい発見があるかもしれませんよ

山橋薬舗のモデルとなったお店や、明治から続く洋食屋さんにも訪れて、明治時代当時の雰囲気を味わうのも楽しいでしょうね

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