
朝ドラ『ばけばけ』で夫・ヘブン先生(モデル:小泉八雲)を演じるのは英国人俳優のトミー・バストウさん
わりとしっかり英語でのセリフのシーンもあり、朝ドラで本物のネイティブ英語も聞けます
このブログでは、「ばけばけ」に登場する英語セリフをリスニングして書き起こし、意味やニュアンスとあわせて英語学習の記録としてまとめています
朝ドラを見ながら英語の勉強もしたいという方や、『ばけばけ』で出てきた英語セリフが気になる方、英語の勉強中の方、ぜひのぞいていってください
3月25日(水)放送の朝ドラ『ばけばけ』第25週123話「ウラメシ、ケド、スバラシ。」に登場した英語セリフより
<イライザさんをヘブン先生の部屋へ案内して>
A very Japanese room…much like Lefkada.
先生が好きそうな、日本らしいお部屋だと
あ、えぇ
この家を買うとき、夫はほとんど口を出さんかったんですが、
あ、この書斎だけは別で、西向きに机を置きたい
あとは万事日本風にと
He wanted the desk to face west, and everything else Japanese – his pride and joy, this study.
Well, now the time in Tokyo, I can understand his sorrow.
The things about Japan he loved…change day by day.
東京に来ると、先生が愛していたものが次々失われているのが分かると
夫は、東京はジゴクいっちょりましたけん
Sensei used to say Tokyo was “Hell”.
Yes.
ですが、最後にベストセラーが書けて、東京にもいい思い出が残せた思います
She says – at least he left Tokyo having created something good one last bestseller.
Uh, on what?
(え?)
うん?
I’m sorry…
What do you mean by “bestseller”?
えっ、あっ…
『KWAIDAN』がベストセラーというのはどいういうことですか?と
どういうことって…?
ベストセラーなんですよね?アメリカで
She was told it was the bestseller.
No, ah…
(いいえ、まさか)
Heh heh heh heh, oh, oh…
Did Lefkada tell you tha ?
あっ、先生から…というか
先生がおっしゃっていたんですよね?
えっ?あ…、あ、大層評判が良く…
えっ、イライザさんも面白いと…
Oh, I’m so sorry, it … , it is not selling.
Reviews, reputation – nothing.
And why would it?
The book called KWAIDAN or KAIDAN or whatever the hell it is, nobody wants to read it.
なんて?
残念だけど…売れてないし、評判も全く…
「KAWAIDAN」はそもそも西洋人には読み方がわからないそうで誰も手に取らないと…
I did tell Lefkada, you know?
先生には、お手紙でお伝えしてあったそうです
えっ
Ah~ ,Why… why, at the very end of his career, would he write something so childish as “KWAIDAN”?
あ…最後に…どうして先生は…「KWAIDAN」なんて書いたのかと
イライザさんはもう少し高尚なものを期待していたと
どうして「KWAIDAN」を…子供でも読める民話集を書いたのかと
I don’t know understand, why?
(わからない)
Why why ?
(どうして)
Why !?
Why Lefkada ?
(どうしてレフカダ)
Why ?
<司之介達が心配そうに見守る>
(司之介達の会話の奥で聞こえるイライザさんの声なので、聞き取れた部分だけ)
I am so sorry.
I am so sorry….
…I’m sure that it’s no one’s fault, it’s just that…
No, I came here to , to mourning his lost…
Let’s forget about it.
(もうやめましょう!)
Yes, and, and on to happier memories!
(いい思い出を語り合いましょう)
いい思い出を話し合いましょうと
アイム、
アイムソーリー
Did you say sorry?
(「ごめんなさい」って言った?)
私のせいなんです…
Why, why is she apologizing?
(どうして謝っているの?)
私が夫に、私が読める本をお願いして…
それで…「KWAIDAN」ができました
She says she asked her husband to write something she could read.
(彼女が読める本を書いて欲しいと頼んで)
That’s why he wrote KWAIDAN.
(それで「KWAIDAN」ができたそうです)
Ohh..! Why? Why would you do that? Why?
(どうして、どうしてあなたが、どうして)
アイムソーリー…
No. When he was, he was so close, so close to another bestseller,
(彼はベストセラー作家として大事な時期だったのよ)
when he was so close to silencing the naysayers.
(彼は終わったという人たちを黙らせる最後のチャンスだったよの)
Why would you do that?
(どうして!)
アイムソーリー…
アイムソーリー…
No! No!!
This is.. is too much. Too much.
(信じられない…)
It’s ruined.
(台無しだわ)
Do you understand?
(わかる?)
Everything… is ruined.
(すべて…台無しにしたの)
<立ち去るイライザ>
お待ちください
Please wait!
イライザさん、please!
Please! Please…
おい、なにがあった?
あ、すいません、後ほど!
Please wait!
イライザさん、please!
It’s not Otoki-san’s fault.
(おトキさんのせいではありません)
I believe, Sensei always wanted to write ghost stories.
(先生はずっと怪談を書きたかったんだと思います)
Sensei…
Stop.
Why don’t you, why don’t you persuade Otoki-san to, to write something instead.
(代わりにおトキさんに書いてもらってくれない?)
はっ?
What could Otoki-san possibly write?
(おトキさんは何もかけませんよ)
A novel…, a memoir.
(小説…いや、回顧録…)
His memoir.
(そう、回顧録を)
いや…
And you’ll help.
(あなたが書かせるの)
いや…
Yes, you’ll be like your brother and you’ll be her literary assistant.
(お兄さんのようにリテラリー・アシスタントとなって)
There are some stories that only Otoki-san can tell.
(おトキさんにしか書けないものがあるはずだから)
It’s.. I don’t think she can.
(おトキさんには無理です)
Oh, for Lefkada.
(レフカダのためよ)
I will be waiting.
(待ってるわ)
……なかなかに辛い回でしたね……
ベストセラーだと聞いていたのに実際は売れてなくて……
イライザさんもどうしてと思いながらも最後に出版した本がまさか、おトキちゃんのために書いたとは、と
どちらもやるせないですね……
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の『怪談』は、実際、ベストセラーとまではいかなかったかもしれませんが、八雲の代表作であることは間違い無いですから!
そしてなにより、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の著書を読んで、かのアインシュタインやチャップリンは日本に憧れ、日本を訪れたのですよ!
それにしてもここで、小泉セツの回顧録『思い出の記』に繋がるとは!
「study」にはよく知る「勉強する」以外にも名詞として使われ
- 勉強・学習
- 研究・調査
- 書斎
などの意味もあります
- This door leads to the study.
(このドアは書斎に通じている)
「sorrow」の意味は、
- 悲しみ、悲哀、後悔、深い悲しみ
- 不幸、苦しみ、悲しみを起こさせるもの
- 悲しむ、嘆く、気の毒に思う
誰かの死や大きな喪失感、残念な出来事に対して使われる、sadnessよりも重くフォーマルな表現
- She was filled with sorrow after hearing the tragic news.
(彼女は悲報を聞いて悲しみに満ちた。) - He felt great sorrow at the death of his friend.
(彼は友人の死に大きな悲しみを感じた。)
「reputation」の意味は、
- 評判、風評、名声
- 世評、信頼
- 高い評価、良い評判
人や企業、製品などが、世間からどのような評価(良い・悪い)を受けているかを示す時に使われる
- She has a bad reputation.
(彼女は評判が悪い) - The hotel has a good reputation for its service.
(そのホテルはサービスの評判が良い) - The scandal damaged his reputation.
(スキャンダルが彼の名声を傷つけた)
「review(レビュー・批評)」は、商品やサービスに対する個別の「具体的な感想や評価」を示すのに対し、「reputation(評判・名声)」は、企業や個人に対する長期的・全体的な「世間一般の評価」を示す
- review:口コミ・批評(特定の商品、サービス、作品に対する個別の、具体的な意見や評価)
- reputation:「評判」そのもの(長期間にわたって積み上げられた、全体的なイメージや信頼度)
- Review:「この商品は壊れやすい」という個別の意見
- Reptutation:「あの会社は信頼できる」という全体的なイメージ
「Why would..」は、直訳すると「なぜ〜するだろうか」ですが、実際には、
- そんなことするわけがない(強い否定)
- 一体なぜ? (強い疑問・驚き
という強い疑問や否定的な驚きを表す表現で、ただ理由を聞くだけでなく、その行為に対する納得のいかなさや反論を含んだニュアンス
- Why would you do that?
(なぜそんなことをするの!) - Why would I do that?
(私がそんなことするわけないでしょう!) - Why would you say that?
(なんでそんなこと言うの?)
「whatever the hell it is」の意味は、
- それが一体全体何であろうとも
- 何が何だか分からないが
驚き、困惑、苛立ち、または無関心を強調するために使われる、少し荒っぽい英語表現
- Do whatever the hell you want.
(好きにすればいい) - Tell her whatever the hell you want.
(言えばいいよ、彼女が信じるもんか)
「mourning」の意味は
- 哀悼、悲嘆
- 喪服、喪章
- 嘆く、哀悼の
亡くなった人を思い、悲しみを表す期間や行為を指し、喪服や喪章を含んだ「喪の形」全般を指す英語
- She is in mourning for her husband.
(彼女は夫の死を悲嘆している) - The whole nation was in mourning.
(国中が喪に服していた)
「naysayer」の意味は、
- いつも反対[否定]する人
- 反対[否定]論者
- 否定派、否定的に物事を見る人
常に反対や否定的な意見を言う人、批判者、懐疑派のこと
「nay(否定・いいえ)」と「sayer(言う人)」の組み合わせで、「反対する人」の意味で使われるようになった
- Don’t listen to the naysayers.
(反対論者の言うことなんて聞くな) - You need to ignore the naysayers and follow your dream.
(反対派は無視して、夢を追うべきだ)
「ruined」の意味は、
- 損なわれた、台無しになった
- 破壊された、破滅[壊滅・崩壊]した
- 滅びた、廃虚と化した
動詞「ruin(台無しにする、破滅させる)」の過去分詞形
建物が「廃墟となった」や、計画・生活が「めちゃくちゃになった」など、物理的・状態的に不可逆的なダメージを受けた際に使われます
- A ruined castle
(廃墟となった城) - The rain ruined our picnic plans.
(雨でピクニックの計画が台無しになった) - You ruined everything.
(あなたがすべてを台無しにした)
「persuade」の意味は、
- 口説く、口説き落とす、説得する、説得して…させる、説き伏せる、促す
「persuade 人 to do」で「(人)を説得して~させる/~するように(人)を納得させる」という熟語で使われます
- I persuaded her to change her mind.
(彼女の考えを変えるよう説得した) - I couldn’t persuade him to change his mind.
(彼を説得して考えを変えさせることができなかった)
「memoir」の意味は、
- (個人の)回想録、回顧録、体験記
- She published her memoir last year.
(彼女は昨年回顧録を出版した) - The memoir breathes the deepest respect for his father.
(その回想記は父に対する深い尊敬に満ち溢れている)
- study:書斎
- sorrow:深い悲しみ
- reputation:評判、名声
- Why would…:一体なぜ
- whatever the hell it is:何が何だか分からないが
- mourning:哀悼
- naysayer:いつも否定する人
- ruined:台無しになった
- persuade:説得する
- memoir:回顧録
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