
朝ドラ『風、薫る』第3週第12話「春一番のきざし」(2026年4月14日(火)放送)では、直美と捨松のやり取りで英語のセリフがたっぷり登場しました
まさか直美が、捨松の乗る馬車の前で倒れたフリをして直談判するとは、なかなかの行動力ですね
現在の日常会話でも使える表現もたくさんありましたが、まずは第12話に登場した英語セリフをまるっと全部まとめました!
各フレーズの詳しい解説は個別記事にまとめていきます
捨松の馬車の前で倒れたフリをした直美
心配して声をかけた捨松に流暢な英語で返し、そのまま会話が英語で進んでいく——というシーンでした
体は…あ~…
I’m quite all right, there’s no need to worry.
(大丈夫ですから、ご心配には及びません)
You speak English?
(英語が話せるのですか?)
My father is an interpreter.
(父が通詞でして)
I heard you’re more comfortable speaking English , Oyama-sama.
(大山様は英語の方が話しやすいと)
I hope you don’t mind.
あ、それは、お気遣いありがとう
大山様、無礼を承知でお願い申し上げます
私を鹿鳴館で働かせていただけないでしょうか
実は、父が病に倒れてしまい今は…
それは、ご苦労されてらっしゃるのね
But this is my life.
(でもこれが私の人生)
どうか、お願いします
<インドへいくメアリーの元に戻り>
[鹿鳴館で働き、まともな結婚をする、この際どんな手を使っても生きてやると言って]
This is my life.
このセリフは9話でメアリーがインドへ伝導に行くから直美をアメリカへ連れて行けない、あなたはなんのためにアメリカに行きたいのと直美に伝え、「But this is my life.」とメアリーが言ったことへの答えかな
<それぞれ英語の勉強をするりんと直美>
once :一回、一時、以前
日本橋にある“書店のようなお店”『瑞穂屋』で働くことになったりん
お客様は外国の人も多いため卯三郎さんに頂いた英語の辞書で英語の勉強を始めましたね
この場合 might you be able to の方がより丁寧である
一方、鹿鳴館で働くことになった直美もなんと同じ英語の辞書で必死に英語の勉強をしています
I’m quite all right, there’s no need to worry.
(大丈夫ですから、ご心配には及びません)
馬車の前で倒れたふりをした直美に、心配する捨松が言ったセリフ
I’m quite all right. は「私は大丈夫です」という意味
「quite all right」を使うことで「怪我ひとつしていません、完全に平気です」という教養のある上品なニュアンスを出しています
さらに「there’s no need to worry.」が続くことで、「心配しなくても大丈夫ですよ」という丁寧なニュアンスになります
「大丈夫」を英語で言うとき、つい「I’m fine.」と言いがちですが、このフレーズはワンランク上の丁寧な表現ですね
「there’s no need to worry」も、「Don’t worry」より一歩引いた大人の気遣いが感じられ、どちらも英会話でそのまま使える便利な表現です
「quite all right」のニュアンスや「I’m fine.」との違いは、個別記事で詳しく解説します
You speak English?
(英語が話せるのですか?)
捨松が直美に尋ねたシンプルな一言
- Do you speak English?
- Can you speak English?
ではなく、「You speak English?」と言ってましたね
会話では今回のように短く言うこともあります
平叙文を疑問文として使うことで「驚き・確認」のニュアンスを含みます
驚きや意外さが伝わる自然な表現です
My father is an interpreter.
(父は通詞です)
直美が自分の父親について説明した場面(まぁ嘘なんですけど)
ここで使われている「interpreter」は「通訳者」という意味
似た単語に「translator(翻訳者)」がありますが、
- interpreter=話し言葉を通訳する人
- translator=文章を翻訳する人
という違いがあります
英単語としても覚えておきたい表現ですね
I heard you’re more comfortable speaking English, Oyama-sama.
(大山様は英語の方がお話ししやすいと伺いました)
直美が捨松に英語で話しかけた理由を説明した場面
「I heard 〜」は、「〜と聞きました」という意味で、英会話でも非常によく使われます
また「be comfortable doing ~」は「〜するのが楽・得意」という意味の英熟語なので、「more comfortable speaking English」は、「英語で話す方が楽である」という意味になります
「話しやすい」を直訳して「easy to speak」とせず、心理的にラク・快適という意味の「comfortable」を使っているのがネイティブっぽいですね
I hope you don’t mind.
(お気に触らなければ良いのですが/差し支えなければ良いのですが)
英語で話しかけたことを気遣って添えた一言かな
相手への配慮を表す、とても丁寧な表現で、何かをお願いするときや断りを入れるときにも使われます
例えば、
- I hope you don’t mind me asking.
(聞いても気を悪くしないでくださいね)
のような形でよく使われます
「Do you mind ~?」との違いや、メール・会話での使い方を個別記事で詳しく解説します
But this is my life.
(でも、これが私の人生です)
鹿鳴館で働きたい理由を語る直美が口にした印象的なセリフ
単なる自己紹介ではなく、
「これが私の選んだ人生です」
「これが私の生き方です」
という強い意志や覚悟が感じられる表現でしたね
第8話でも登場したフレーズですが、今回は “But“(でも)が加わりさらに重みを持って使われていたように感じます
→「This is my life.」の詳しい解説はこちら
朝ドラ『風、薫る』12話で登場した英語セリフは、それほど難しい単語は多くなく、シンプルな表現が多かったですね
ただ
- 相手を気遣う表現
- 丁寧な表現
- 自分の意思を伝える言い方
など、実際の会話で役立つフレーズがたくさんありました
特に
- I’m quite all right.
- I hope you don’t mind.
は、丁寧な気遣いを一言で伝えられる、覚えておいて損はない表現で、そのまま英会話で使えます
ドラマを観ながらこういう表現をストックしていくだけでも、確実に英語の引き出しが増えていきます
その場にぴったりな綺麗な英語をサラッと言えるようになりたいと思うけど、いざ自分が外国人を前にすると、「I’m OK!」「Thank you!」くらいしか出てこなくて凹むんですよね
まずはフレーズを覚えることが大事
短いセリフでも繰り返し聞いて覚えることで、自然な英語表現が身についていきます
でも知っているだけでは使えるようにならないんですよね
相手や場面に合わせた「品のある生きた英語」を身につけるには、やっぱりリアルなシチュエーションに合わせたニュアンスの使い分けを、実際に口を動かして練習するのが一番の近道
英語は「知っている」から「使える」になるまでに、練習が必要です
でも日本にいると、英語を実際に使う機会ってなかなかないですよね
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朝ドラ『風、薫る』第12話では、直美と大山捨松の英会話シーンで、実用的な英語表現が数多く登場しました
今回登場したフレーズは、
- I’m quite all right.
― 「大丈夫」の上品な表現 - There’s no need to worry.
ー 相手を気遣う丁寧な表現 - You speak English?
― 驚きを表す疑問文の使い方 - My father is an interpreter.
― interpreter と translator の違い - I heard you’re more comfortable speaking English.
― 「〜だと聞きました」の丁寧な表現 - I hope you don’t mind.
― さりげない気遣いを伝える万能フレーズ - But this is my life.
― 逆接の “But” が加える感情の強さ
です
どれも日常会話やビジネスシーンですぐ使える表現ばかり
ぜひお気に入りのフレーズを音読しながら覚えてしっかり使いこなせるようにしていきましょう
