
朝ドラ『風、薫る』第2週第6話「灯の道」で、主人公・直美(上坂樹里)が外国人のお客さんに日本の花簪を説明するシーンがありました
It’s called a hana-kanzashi — a traditional Japanese hair ornament.
(花簪といって、日本の伝統的な髪飾りですよ)
この「It’s called〜」は、英語で何かを説明するときにとても便利なフレーズです
日本語の固有名詞や文化、アイテム、料理、行事など——何でも英語で紹介できる超便利フレーズ
今回は明治時代のドラマに登場するアイテムを使いながら、日本文化を英語で紹介するフレーズを勉強します
この記事では
- It’s called の意味
- 使い方のコツ
- 日本文化を英語で説明する方法
などを解説していきます
「It’s called〜 は、
- それは〜と呼ばれています
- 〜という名前です
という意味で、名前・固有名詞・専門用語を相手に紹介するときに使う構文です
| パターン | 例文 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| It’s called ___. | It’s called a kanzashi. | これは簪といいます |
| It’s called ___, which means ___. | It’s called obi, which means sash. | 帯といって、sashという意味です |
| This is called ___. | This is called a furoshiki. | これは風呂敷といいます |
| It’s known as ___ in Japan. | It’s known as shogi in Japan. | 日本では将棋として知られています |
It’s called と It is called の違い は、「It’s called」は口語で、「It is called」はやや書き言葉・フォーマルなニュアンス
会話や接客では短縮形の「It’s called」がより自然
「called」は受動態(be called)
後ろに名詞・名詞句を続けるだけで、どんなものの名前でも紹介できます
- 構文: It is + called + [名前(名詞)]
後ろに続くのは「名詞・名詞句」です
数えられる名詞は忘れずに「a / an」をつけます
| 構文 | 例文 | ポイント |
|---|---|---|
| It’s called + 名詞 | It’s called a tenugui. (これは手ぬぐいと言います) | 最もシンプルな形 |
| It’s called + 名詞 + 説明節 | It’s called zori, a type of sandal. (これは草履と言って、サンダルの一種です) | カンマ+説明を追加 |
| It’s called + 名詞 + which節 | It’s called taiko, which is a drum. (それは太鼓と呼ばれるドラム(太鼓)の一種です) | which で詳しく説明 |
| It’s called + 名詞 + used for~ | It’s called a noren, used as a doorway curtain. (これは暖簾と呼ばれ、入り口のカーテンとして使われます) | 用途を説明 |
名前だけ言っても外国人には伝わらないことがあります
カンマ+一言説明を加えるだけで、グッと伝わりやすくなります
- 名前を説明するとき
ーIt’s called sushi.(それは寿司と呼ばれています) - 日本文化を紹介するとき
ーIt’s called a kimono.(それは着物と呼ばれています)
など自分にとっては当たり前の名前でも、相手が知らないかもしれない言葉(固有名詞)を出す時や、外国人に日本文化を説明するときなどに使えて超便利です
- It’s called sushi. It’s a traditional Japanese food.
(それは寿司と言って、日本の伝統的な食べ物です)
のように2文で説明するとわかりやすいですね
「It’s called」の発音は、「イット・イズ・コールド」とは聞こえず、「イツコールド」のようにひとかたまりに聞こえる
- It’s called は「イツコールド(ツが弱い)」に聞こえる
“It’s” の短縮と”called” がつながるのがポイント - called にアクセントがくる
直後に固有名詞・日本語が来るパターンが多いので、「イツコールド」が聞こえたらだいたい何かしらの「名前の紹介」がきます
「It’s called , which means .」の「which means」は説明の合図
これが聞こえたら「今から意味・説明が来る」とわかります
リスニングで文の構造をつかむ手がかりになります
- It’s called 〜 in Japanese.
(日本語では~といいます) - The Japanese word for this is 〜.
(これの日本語は~です) - In Japan, we call this 〜.
(日本ではこれを~と呼びます) - It’s known as 〜 in Japanese culture.
(日本文化では~として知られています)
- It’s called 〜, which means _ in English.
(~といって、英語では_という意味です) - It’s a kind of 〜 used for _.
(~に使う一種の_です) - It’s similar to 〜, but _.
(~に似ていますが、_が違います) - It’s made of 〜 and worn / used for _.
(~でできていて、_のときに着用・使用します)
- It’s a traditional 〜 that dates back to _.
(_時代にさかのぼる伝統的な~です) - It has been used in Japan for hundreds of years.
(日本で何百年も使われてきました) - It became popular during the 〜 period.
(~時代に広まりました) - It’s still used today for special occasions.
(現在でも特別な場面で使われています)
ドラマでは以下の流れで「It’s called 〜」が使われていました
- May I help you?
(お困りですか?) - In that case, how about this?
(それならこれはどうですか?) - It’s called a hana-kanzashi.
(花かんざしと呼ばれています)
声かけ → 提案 → 説明 という流れで接客していましたね
シンプルではありますが接客英語の完成形の見本に最適ですね
「It’s called…」以外にも、「これは〇〇といいます」を伝える英語フレーズはいくつかあります
場面に応じて使い分けられるように覚えておきたいですね
| フレーズ | ニュアンス | 使う場面 |
|---|---|---|
| It’s called ___. | 最もシンプル・自然 | 口語・接客・日常 |
| This is called ___. | 目の前のものを指すとき | 実物を見せながら |
| It’s known as ___. | 広く知られている名前 | 有名なもの・説明文 |
| We call it ___. | 日本人がそう呼ぶニュアンス | 文化的な説明 |
| The name for this is ___. | 名称を丁寧に伝えたいとき | フォーマル・書き言葉 |
| Commonly known as __. | 一般的に知られている | 少しフォーマル |
| In Japanese, it’s ___. | 日本語であることを明示 | 言語の違いを強調するとき |
| It’s a type of [一般名詞] called __. | 〜の一種と説明 | 近しいもので説明 |
ぜひ紹介したい日本文化はたくさんありますが、今回は朝ドラ『風、薫る』に登場する明治時代の日本文化のアイテムを取り上げます
花簪(はなかんざし)
= hana-kanzashi / floral hair ornament(髪に挿す花の形の飾り)
It’s called a “Hana-kanzashi” — a traditional Japanese floral hair ornament worn with kimono.
(これは「花かんざし」と呼ばれ、着物を着るときに身につける日本の伝統的な花飾りの髪飾りです)
草履(ぞうり)
= zori / traditional Japanese sandals(着物に合わせて履く履物)
It’s called “Zori” — a type of flat sandal traditionally worn with kimono in Japan.
(これは「草履」と呼ばれ、日本では伝統的に着物の履物として用いられる平底のサンダルです。)
下駄(げた)
= geta / wooden clogs(木の台に鼻緒をつけた日本の伝統的な履物)
It’s called “Geta” — wooden clogs with a thong, worn as traditional Japanese footwear.
(「下駄」と呼ばれ、ひもがついた木製の履物で、日本の伝統的な履物として履かれています)
着物(きもの)
= kimono / traditional Japanese garment(それは「着物」と呼ばれ、帯という帯で巻きつけて留める日本の伝統的な衣服です。)
It’s called a “Kimono” — a traditional Japanese garment wrapped and secured with a sash called an obi.
(それは「着物」と呼ばれ、帯と呼ばれる紐で巻きつけて留める日本の伝統的な衣服です)
帯(おび)
= obi / kimono sash(着物の上に巻く幅広の布)
It’s called an “Obi” — a wide sash tied around the kimono to hold it in place.
(これは「帯」と呼ばれ、着物を留めるために腰に巻く幅広の帯のことです)
手ぬぐい(てぬぐい)
= tenugui / Japanese cotton hand towel(薄い木綿の布)
It’s called “Tenugui.” It’s a kind of traditional cotton towel. You use it for many things, like drying your hands, wrapping gifts, or even as a headband.
(これは「手ぬぐい」と呼ばれ、伝統的な綿製のタオルのようなものです。手を拭いたり、贈り物を包んだり、頭に巻いたり……色々な用途に使われます)
暖簾(のれん)
= noren / split doorway curtain(店先や部屋の入口に吊るす布)
It’s called “Noren.” It’s a kind of traditional Japanese fabric curtain. You use it for a shop entrance to show it’s open for business.
(それは「のれん」と呼ばれ、日本の伝統的な布製のカーテンの一種です。お店の入り口にかけて、営業中であることを示すために使われま)
人力車(じんりきしゃ)
= rickshaw / jinrikisha(明治時代に発明・普及した人が引く二輪車)
It’s called “Jinrikisha”. It’s a kind of human-powered taxi. You use it for sightseeing to enjoy the city view slowly.
(それは「人力車」と言います。人力タクシーのようなもので、景色をゆっくり楽しむ観光用に乗るんですよ)
日本の伝統工芸や習慣を説明する時は、以下の3ステップを意識するといいですよ
- ステップ①:名前を言う(It’s called…)
まずは名前を提示 - ステップ②:それが何かを一言で(It’s a kind of…)
相手がイメージしやすい一般名詞に置き換える - ステップ③:用途を説明する(You use it for…)
どうやって使うのかを付け加えると完璧
短くシンプルに説明するのがコツです、まぁそれがなかなか難しいんですが……
とはいえ話すトレーニングをしていないと、いきなり英語は出てこないんですよね
まずはスマホで簡単に英会話トレーニングができるアプリで練習してみるといいですよ
<外国人の友人に花簪を見せながら>
What’s that beautiful thing in your hair?
(髪に挿しているその美しいものは何ですか?)
It’s called a hana-kanzashi — a traditional Japanese hair ornament.
(花簪といって、日本の伝統的な髪飾りです)
<お土産を渡しながら>
I got you a little something.
(ちょっとしたものを持ってきたよ)
It’s called a tenugui — a Japanese cotton cloth.
(手ぬぐいといって、日本の綿の布です)
You can use it as a hand towel, a scarf, or even gift wrapping.
(タオルにも、スカーフにも、包み紙にも使えるよ)
How versatile! Thank you so much.
(すごい多機能だね!ありがとうございます)
<たい焼きについて>
Wow, this looks tasty! What is this?
(わあ、これ美味しそう!これは何?)
It’s called “Taiyaki.” It’s a fish-shaped cake with sweet bean paste inside.
(「たい焼き」と言います。中にあんこが入った魚の形のケーキですよ)
Fish-shaped! Is it actual fish?
(魚の形!本物の魚なの?)
No, it’s just the shape! It’s very popular in Japan.
(いいえ、形だけです!日本ではとても人気があるんですよ)
日本文化を英語で説明した体験や、It’s called を使ってみた瞬間を日記に書いてみよう
I explaind about “Kotatsu” to my foreign friend today.
I said, “It’s called a Kotatsu, a table with a heater.”
They found it very interesting and want to try it!
今日、外国人の友人に「こたつ」について説明した
「それはこたつという、ヒーター付きのテーブルだよ」と言った
彼らはとても興味を持って、使ってみたいと言っていた!
- 今日あったこと
- 日本のものを説明した・された体験
- It’s called~を1文使う
この3行でOK!
誰かに見せるわけではないので、完璧な英文を作る必要はありません
この3行日記のように「起きたこと → 提案 → 結果」のセットで書くのが継続のコツ
もっとバリエーションを増やしたい方は、プロの添削が受けられる「英語添削アイディー」をチェックしてみてください
It’s called~と日本文化紹介を軸に、日記でそのまま使えるフレーズをまとめました
「説明した・紹介した」系
| 英語フレーズ | 日本語訳 | 使うシーン |
|---|---|---|
| I explained what ___ is called in Japanese. | ~の日本語名を説明し | 文化紹介した日 |
| I introduced a traditional Japanese item. | 日本の伝統アイテムを紹介した | お土産・交流 |
| I said, ‘It’s called ___ in Japan.’ | 「日本では~といいます」と言った | 英語で説明できた日 |
| I taught them about ___ culture. | ~文化について教えた | 文化交流 |
「調べた・学んだ」系
| 英語フレーズ | 日本語訳 | 使うシーン |
|---|---|---|
| I looked up how to say ___ in English. | ~を英語でどう言うか調べた | 学習記録 |
| I learned that it’s called ___ in English. | 英語では~というと知った | 新しい知識 |
| I didn’t know the English word for ___, so I searched. | ~の英語がわからなくて検索した | 語彙習得の記録 |
| Now I can explain ___ in English. | これで~を英語で説明できる | 達成感の記録 |
「反応をもらった」系
| 英語フレーズ | 日本語訳 | 使うシーン |
|---|---|---|
| They were impressed by the explanation. | 説明に感心してもらえた | 紹介成功の日 |
| They had never heard of it before. | 相手は初めて知ったようだった | 文化の違いを感じた日 |
| They said it was beautiful / fascinating. | 美しい・面白いと言ってもらえた | ポジティブな反応 |
| It made me proud to share Japanese culture. | 日本文化を紹介できて誇らしかった | 達成感・自信 |
「It’s called〜」は
- 〜と呼ばれています
という意味で、名前や文化を説明する便利表現
今回の記事では「It’s called〜」を軸に、
- It’s called~の意味
「これは〇〇といいます」名前・固有名詞を紹介する万能構文 - 説明の追加方法
カンマ+説明 / which means~ / used for~ を後ろに添える - リスニングのポイント
- 似た表現
This is called / It’s known as / We call it / In Japanese, it’s~ - 日本文化の英文説明
- 3行英語日記の書き方
などについての勉強をまとめました
ぜひ「It’s called〜」を使って、身近な日本のものを英語で紹介してみよう
- 「それならこれはどうですか?」
→How about this? の解説はこちら - 「お困りですか?」
→May I help you? の解説はこちら - 「割に合わない」は英語で?
→The work just isn’t worth it. の解説はこちら - 「ふざけるな」は英語で?
→This is ridiculous! の解説はこちら - 第6話の英語まとめはこちら
自分の国の文化を英語で伝えられると、コミュニケーションの質がグッと上がります
文法や単語は独学でもなんとか身につきますが、英会話となると
- とっさに英語が出てこない
- 説明しようとして止まる
ということが往々にしてあります
英語で説明できるようになるには、やはり実際に話す練習=アウトプットが一番
英会話教室やオンライン英会話などの英会話サービスを使うと、
- 「説明する練習」ができる
- 自然な言い方が身につく
というメリットがあります
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『ばけばけ』に続き、『風、薫る』でも英語セリフが出てきました
ドラマを楽しみながらも英語の勉強にもなるので、ドラマやアニメで英語の勉強するのはおすすめです
『NHK ONE』では1週間見逃し配信があるので、英語セリフの復習にも便利です
放送後1週間以降の過去の朝ドラや、現在放送中の作品は『NHKオンデマンド』で視聴できます
『NHKオンデマンド(有料/月額990円)』は、NHKオンデマンド公式サイトで直接契約するか、または『U-NEXT』などの配信サービス経由で利用できます
ドラマで覚えた英語は実際に使ってアウトプットすることでより定着します
英語ノートをつけるのもおすすめですが、日記などで自分の言葉として使う方がより記憶に残りやすいと思います
は、日記を書くことがないなというときもいろんなテーマを提示してくれるので英語の勉強におすすめです
なんと言ってもネタがないということでは困りません
ドラマ「ばけばけ」で学ぶ英語表現!英語セリフをリスニング!(第11週55話ガンバレ、オジョウサマ。)
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「ばけばけ」の英語セリフをリスニング!ドラマで学ぶ英語表現(第19週91話「ワカレル、シマス。」)
英語「reminiscence」の意味は「思い出」|ドラマで学ぶ英語表現(ばけばけ第25週125「ウラメシ、ケド、スバラシ。」より)
